先日まで、SIMフリー化したXperia XZ(ドコモ SO-01J)を使っていたのですが、内蔵メモリがRAM:3GB、ROM:32GBと少なく、すぐに容量は超過するし、メモリ不足でフリーズしたり、発熱で動かなくなることが多くなったので、ついに機種変更を決心しました。
購入したのは「HUAWEI P20 Pro」!
それも、海外版(グローバル版)のSIMフリー「CLT-L29」です。
※日本のドコモ版は「HW-
※「CLT-L29」はAmazonに置いてませんでした(2019年7月時点)
なぜ海外版のP20proを選んだか、私なりの決定的理由を紹介します。
海外版(グローバル版)「CLT-L29」を選んだ理由
【1】SIMフリー端末が良かった
私は「楽天モバイル」を使っているので、大前提としてSIMフリーを探していました。
月額基本料 1,600円(税別)
Wi-Fi環境にいることが多いので3.1GBでも余り、使いきれなかったデータは翌月に繰り越し。
ドコモ版のSIMロックを解除したものでも良いかもしれませんが、他にも海外版のメリットが多かったので、デフォルトSIMフリーの海外版にしました。
【2】シャッター音などがOFF(ミュート)にできる
日本の規制が無いのでカメラのシャッターや動画撮影開始の音などがOFF(ミュート)にできます。
お店で食べ物などを撮影する際に「パシャ!パシャ!」と音がするのを気にしなくて良いので、かなり嬉しいです。
世界的にもカメラ音の規制がある国は少ないようです
【3】ドコモのプリセットアプリが無い
これはどのキャリアでも同じですが、最初から入っているキャリアのアプリが邪魔すぎです。
まずキャリアの端末を手に入れてやることは、不要なアプリの削除や設定の変更。
なんて無駄な作業でしょう
まだ消せたり無効にできるアプリなら良いけど、消せないアプリは本当にイライラの原因。
そんなアプリが容量を喰い、システムのパフォーマンスを圧迫するのが許せません。
【4】「ツインアプリ」機能が使える
これはとても便利な機能です!
仕事用・プライベート用といった感じでFacebookやLINEを使い分けることができます。
ツインアプリを作成すると、アイコンも2つになります。
※LINEは電話番号を持たなくてもFacebookアカウントがあれば登録できます。
【5】「PrivateSpace」機能が使える
これも地味に便利な機能!
プライベートスペースでは撮影した画像や動画、発着信履歴なども別になります。
別のGoogleアカウントを設定すれば全く別の端末のようにも使えます。
- 同じGoogleアカウントを設定し、仕事用・プライベート用で切り分ける
- 子供のゲーム用としてPrivateSpaceを作る(大事なものは触らせない)
- 何か隠したいことがある場合・・・
補足:その他、ドコモ版と海外版の違い
私にとって決定的理由とまではいきませんでしたが、他にも色々と違いがあります。
※もちろん、メリットばかりではなくデメリットもあります。
- SIMが2個挿せる(デュアルSIM)
- スマートリモコンアプリが標準で入っている
- ドコモ版に無い色がある(twilight)
- Bluetoothデザリング機能がある(電池消費少ない)
- miracast対応
- スマートカバー機能
- 急速充電器がついてくる(ドコモ版には充電器どころかUSBケーブルも無い)
- ドロワーが使える
デュアルSIMも結構人気みたいですが、今のところ私にはあまり恩恵がなさそうです。
急速充電器について、私が購入したところは海外仕様で日本のコンセントには対応していなかったので、変換アダプタが別途必要です。
付属品はこんな感じ。
- ドコモ版にはmicroSDカードリーダーが付いてくる
- おサイフケータイ(Felica)非対応
- 技適マークが無い(日本での技術基準適合認定が通っていない)
ドロワーについてはドコモ版でも表示させる方法があるのでそこまで問題ではないけど、別のアプリを使って無理やり表示させる必要があるので自己責任で。
※海外版はデフォルトでドロワーを使うかどうか選択できます。
おサイフケータイが無いのがネックという方も多いようですが、私は使う機会がほぼ無いので問題なさそうです。
補足:Amazonでも購入できた
トータルで見てもドコモ版を選ぶ理由が無かったので、海外版(グローバル版)を購入しました。
ちなみに私はAmazonで購入しました。
少し値段も下がってきていて、購入当時は84,000円くらい。
中古だと70,000円台もありますが、色々と怖いので新品を買いました。
※2019年7月時点で「CLT-L29」はAmazonに置いてませんでした。
技術基準適合認定(技適)について
技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)が付いていない無線機は「免許を受けられない/違法になる」恐れがあり、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となる。
また、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金の対象となる。
※出典:技適マーク、無線機の購入・使用に関すること(総務省)
怖いこと書いていますが、これだと海外からの旅行客にも影響が出るということで、2020年の東京オリンピックに向けて法律が緩和されたようです。
こちらの記事が参考になりました。
こちらも参考になりました。
日本国内の電波通信状況を監視する、総務省の工藤篤電波監視官は「技適なしの海外スマホなどを使って捕まった人はまだいないと思います。量刑判断となると、それは司法の場なので、われわれは『使わないでくださいね』と言うくらいです」と話す。
P20pro CLT-L29 関連ツイート
ドコモ版に対するガッカリツイートが多く見られました。
グローバル版から削除された諸機能ってドコモ版のP20Proにちゃんと残ってるのね。裏技使わないと使えないけど。miracastとツインアプリとプライベートスペースは是非とも普通に使えるようにしてほしい!
— もんちゃん (@mansonpippi) July 9, 2018
Docomo版のP20proってSIMトレイに加工がされていてデュアルSIMできないのか。だから国内キャリアはイヤやねん、国内キャリアが絡むと訳分からない意味無い加工がされてしまう。やっぱりSIMロックフリー版が最高。キャリアを購入する選択肢は無い。
— cjk_shenlong (@cjk_shenlong) June 16, 2018
海外版p20proはカメラのシャッター音が消せるってだけで素晴らしいし日本にはない色だからマウント取れる(取れない)
— 千堂リオ@小売社畜3年生 (@gackohruquia) August 27, 2018
海外版(グローバル版)、オススメです。
さいごに
iPhoneと比較したり、良いコンデジを買って安価なAndroid端末を買おうか悩んだり、色々と検討してみましたが、結論は「Huawei P20pro 買い」でした。
まだまだ海外版について知らない方も多いことから、興味を持つ人も多く、ドコモ版を買った人から羨ましがられるという場面もありました。
大事に使おうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。